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あなたのダイエットが失敗する原因は?5タイプ診断&対処法

リバウンド防止・キープ術

はじめに

「また続かなかった…」「なんで私だけ失敗しちゃうんだろう?」

そう感じたこと、ありませんか?

実は、ダイエットがうまくいかない原因の多くは「意志が弱いから」ではありません。
本当の原因は、あなたの“脳のクセ”や“行動パターン”に合っていない方法を選んでいるからかもしれないのです。

この記事では、ダイエットが失敗しやすい人を5つのタイプに分け、それぞれの特徴と改善策をご紹介します。
まずは、自分のタイプを診断してみましょう!


STEP1|あなたの「失敗タイプ」をチェック!

以下の項目で、当てはまる数が多いタイプがあなたの傾向です。

あなたのダイエット失敗タイプ診断

各項目にチェックを入れて、最も多く当てはまるタイプを判定してみましょう!

Aタイプ:完璧主義タイプ




Bタイプ:気分屋タイプ




Cタイプ:情報迷子タイプ




Dタイプ:先延ばしタイプ




Eタイプ:自己否定タイプ






STEP2|タイプ別の対処法

では、それぞれのタイプに合った対処法を見ていきましょう。


🎯 Aタイプ(完璧主義)への対処法とその理由

対処法:

「完璧主義思考」から「積み上げ思考」へシフトする。
1日1つでもできたことを記録し、“できた自分”を視覚化する。

なぜ効果的?:

完璧主義の人は、脳内で「失敗=全否定」という極端な評価を下しがちです。
これは“認知のゆがみ”の一つで、「全か無か思考(白黒思考)」と呼ばれます。
この状態では、脳は1つのミスやズレで強いストレスを感じ、自己効力感(自分はできるという感覚)が急激に下がります。

そこで、「できなかったこと」ではなく、「できたこと」を書き出して積み上げていくことで、
脳は“成功経験”として認識し、報酬系が活性化します。
→ 少しずつでも前に進んでいる感覚=継続動機の強化につながります。

🎯 Bタイプ(気分屋)へのアドバイス

対処法:

「気分に左右されない仕組み=トリガー習慣」をつくる。
たとえば「歯を磨いたらスクワット1回」のように、行動を生活の流れに埋め込む。

なぜ効果的?:

気分屋タイプの人は、感情やホルモン変動に強く影響されるため、
「やる気」や「体調の良さ」を前提にすると習慣化が非常に難しくなります。

行動科学の観点では、「やる気があるときに動く」のではなく、
「行動が自動化される状態=オートパイロット」に入れることが重要です。

特定の行動に“習慣のトリガー(きっかけ)”を結びつけると、脳は条件反射的に次の行動に移ります。
→ 気分に左右されず、一定の行動が取れるようになります。たとえば「歯を磨いたらスクワット1回」など、習慣に紐づけるのが効果的です。
詳しくは → やる気に頼らない習慣術


🎯 Cタイプ(情報迷子)へのアドバイス

対処法:

「人の正解」ではなく「自分の反応」をデータで見る。
毎日の体組成や体調を記録して、自分だけの“パターン”を把握する。

なぜ効果的?:

情報迷子タイプの人は、「これが正しいのか?」という不安が常にあり、
新しい情報が入るたびに軸がぶれてしまいます。これは「意思決定疲れ」を引き起こし、継続を妨げます。

人間の脳は、自分の体験から得た情報(≒内的フィードバック)よりも、
外的な“証拠”や“数字”に反応しやすい性質があります。

そのため、自分の体の変化や調子を数字や記録として「見える化」すると、
脳はそれを信頼できるデータと判断し、行動の継続性が高まります。
→ 「自分の中に答えがある」と気づけることで、自信と安定感が生まれます。
おすすめ記事 → 体組成で見た目の変化をチェックする方法


🎯 Dタイプ(先延ばし)へのアドバイス

対処法:

「3分だけやる」「1つだけやる」など、“始めるハードル”を極限まで下げる。

なぜ効果的?:

先延ばしタイプの人は、行動に移る前に脳が「めんどくさい」「時間がかかる」と予測し、
不快感を避けるために“やらない選択”を選びます。これは「予期的不快回避」という現象です。

でも、脳は行動を始めてから5分以内に“作業興奮”と呼ばれる集中モードに入る性質があります。
つまり、始めさえすれば、やる気や集中は後から自然に生まれるんです。

だからこそ、スタートのハードルを「3分だけ」や「スクワット1回」など、
脳が“拒否しないくらい小さな目標”に設定することで、
→ 実際に行動できる確率が一気に高くなります。

🎯 Eタイプ(自己否定)へのアドバイス

対処法:

できたことを認め、小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感を回復する。

なぜ効果的?:

自己否定タイプの人は、自分に対して「どうせ無理」「私なんか」といった思い込み(=スキーマ)を強く持っています。
この状態では、どんなに正しい方法を試しても「どうせ続かない」と脳が先に諦めてしまいます。

実は、脳の報酬系は“自分が評価されている”という実感があってはじめて活性化します。
つまり、「自分で自分を認めてあげること」が、行動のモチベーションの土台になります。

小さな成功でも、「できた」「昨日よりよかった」と自分に言ってあげることで、
→ 脳が“私はやればできる”と学習し、自己効力感(セルフエフィカシー)が高まっていきます。
関連 → “私専用”ダイエット計画の立て方


おわりに:あなたの「続かない理由」は変えられる

ダイエットに失敗するのは、あなたのせいではありません。

ただ「合ってない方法」を選んでいるだけなんです。
まずは自分の傾向を知り、それに合った対処法を取り入れることで、
無理なく続けられるダイエット習慣をつくっていきましょう。


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